忘却曲線に基づく科学的暗記方法

皆さんは忘却曲線をご存知ですか?

少し暗記方法や勉強方法を調べた方なら、知っていると思うのですが、

ドイツの実験心理学者である「エピングハウス」が

記憶に関する実験から導き出した記憶量と時間に関するグラフです。

この忘却曲線を理解すれば、効果的な暗記のための復習方法が分かります。

ぜひ知っておいてください。

1.忘却曲線とは?

                                                                                                                    出典:wikipedia

赤色の曲線が復習をせずに何かを勉強したときの記憶量と日数の関係です。

また、緑色の曲線が日にちごとに復習をした場合の記憶量と日数の関係です。

このグラフを見れば、

復習を定期的にしたほうが、最終的な記憶量は増えていることが分かります。

つまり、

人はある情報を暗記しても、時間とともにどうしても暗記した内容を忘れてしまいます。

そのため復習が効果的な暗記のためには必要なのです。

もう少し具体的に記憶と時間の関係を述べてみると、

20分後に42%

1時間後に56%

9時間後に64%

1日後に66%

2日後に72%

6日後に75%

の内容を人は忘れてしまうのです。

人は覚えた内容をすぐに忘れてしまう生き物だということが分かりますね。

このことからも、

短期集中的にものを覚えようとするよりも、

覚えた内容が忘却曲線に従って忘れられていくときに復習をして、

長期的に物を覚えようとしたほうが効果的だということが分かります。

2.忘却曲線を用いた勉強方法

この忘却曲線の考えに基づくと、

本来はものを暗記した15分後や30分後、1時間後などに復習をするべきなのですが、

現実的に分単位で復習を行うことができる場合はあまりありません。

基本的には

何かを学習した時点を起点にして、一週間後、三週間後、七週間後に復習をする

という感覚で復習するとよいです。

一度復習をしたら、復習するまでの時間を二倍にして復習していけばよいです。

実は分単位で復習できる方法もあります。

それは、参考書を使って勉強するときです。

ページごと、問題数ごとに復習をしていくのです。

例えば、

数学の問題集を解いているとします。

一問を5分で解けると考えて、

15分単位で復習を挟むとすれば、

1~6番の問題を解くとき、

1、2、3、1、2、3、4、5、6、4、5、6(数字が問題番号)

というふうに3問ごとに問題の復習をするようにするのです。

一見すると大変そうな勉強法ですが、

問題の復習にかかる時間は5分もかからないでしょうから、

意外と楽に復習が行えます。

また、単語帳などはページ単位で復習するようにしましょう。

3ページ単語帳を勉強するのであれば、

1、2、3、1,2,3(数字がページ)

というように3ページ単位で復習をするようにしましょう。

このように

ページごと、問題数ごとに復習をしていけば、忘脚曲線に沿った復習ができます。

みなさんも、ぜひ忘却曲線に沿って復習をしてみてください。

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